目的

当社は、顧客の信頼を最も重要視し、利益相反行為の防止を通じて公正かつ誠実な業務運営を実現します。

1.基本方針

当社は、自動車販売修理業及び保険代理業を営むにあたり、お客様の信頼を最優先に考え、両業務における利益相反の発生を防止することを重要な責務と認識しています。

当社は、以下の方針に基づき利益相反の防止に努め、公正透明な業務運営を実現します。

2.利益相反行為の定義

本方針における「利益相反行為」とは、以下のように、お客様の利益が損なわれるおそれのある行為をいいます。

  • 代理店自身の利益や保険会社の意向を優先して商品を推奨すること
  • 必要性の低い保険を勧誘すること
  • 他の金融商品や取引関係において、お客様の利益を不当に害する行為
  • 契約更新・切り替えに際し、不当な動機によって商品を変更させること
  • 自動車販売修理業において当社の利益を得るために保険会社に対して過剰な修理費用を請求する等によって、お客様の利益を不当に害する行為
3.防止のための取り組み

(1)お客様の利益優先
すべてのお客様に対し、公正かつ誠実な対応を行い、お客様の利益を最優先に考えた提案・サービスを提供します。

(2)利益相反の認識と開示
利益相反が発生する可能性がある場合には、速やかにお客様にその旨を説明し、必要に応じて同意を得ます。

(3)業務の分離と管理
自動車販売修理業と保険代理業を適切に分離し、情報管理及び業務遂行において利益相反が生じないよう管理体制を整備します。

(4)社員教育の徹底
全社員に対し、利益相反防止の重要性を周知徹底し、適切な行動が取れるよう教育・指導を行います。

(5)監査と改善
利益相反防止の実効性を定期的に監査し、問題があれば速やかに改善措置を講じます。

4.情報提供と説明責任
お客様に対しては、修理費用や契約内容・保険料等を明確に説明し、不利益になる可能性についても十分に情報提供いたします。
5.相談苦情対応

利益相反に関する相談・苦情を受けた場合は、速やかに調査し、誠実に対応するとともに再発防止策を講じます。

6.継続的改善

本方針は、法令や監督指針の改定、社会的変化の要請に応じて定期的に見直し、常に最適な状態を維持します。

7.利益相反に関する報告フロー
  • 社員は利益相反が疑われる事案を把握した場合、速やかに所属長に報告する。
  • 所属長は事実関係を確認し、必要に応じて上席者へ報告する。
  • 重大事案(お客様から正式な苦情が入った場合、法令違反の疑いがある場合など)は、保険会社など関係する外部機関に報告する。

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2025年10月1日
株式会社東海車両サービス 取締役社長